新型コロナウイルス対応でニュージーランドが良かった所

こんにちは!ニュージーランド在住のキコです。

 

新型コロナウイルスの対応で国内からも海外からもニュージーランドの対応が素晴らしいと評価されています。

 

ワシントンポスト(2020年4月7日)

New Zealand isn’t just flattening the curve. It’s squashing it.

(英語です)

 

 

ワシントンポストの記事で

‘ New Zealand isn’t just flattening the curve. It’s squashing it.’

訳すと

「ニュージーランドは単に曲線が平らになっているのではない。押しつぶされているのだ。」

という意味です

 

ニュージーランドのコロナ対応の何が良かったのかをまとめてみました。

 

政府の迅速な対応

 

ニュージーランドにコロナが入ってきたのは他の国に比べると遅かったです。

 

最初の1件が確認されたのは2月28日。

 

そこから4週間のロックダウンが発表されたのが3月23日。この時点でコロナ感染者数は102人。

 

決して多くないですよね?

 

でもこの時のニュージーランドのアーダーン首相が会見で言った言葉はとても胸に響きました。

 

We currently have 102 cases. But so did Italy once.”

ジャシンダ・アーダーン(ニュージーランド首相)

 

「現時点で102件のケースが確認されています。イタリアが一度そうだったように。」

 

このころ、毎日のようにイタリアの悲惨な状況がニュースで報道されていました。

だから、この言葉が胸に響いた人は多かったのではないでしょうか。

 

 

上手いこと言うよね!

 

そして、ロックダウン決定の会見の3日後の3月26日、4週間のロックダウンが始まりました。

 

ここで、気になるのがロックダウン中当然仕事が出来なくなる人もいるわけで、そう人の収入源はどうするのかという問題ですよね。

 

ロックダウンを発表したのと同時にこのことにも触れていて、政府がお金を出して、皆元々の収入の80%は皆もらえるようにするとのこと。

 

それに加えて小さなレストランや持ち帰り専門のショップ等はロックダウン中の家賃が凍結されるというから凄いですよね。

 

実際の所、皆に給料の80%ちゃんと行きわたっているのかはわかりませんが、でもこの政府の対応の速さは素晴らしいですよね。

 

企業の柔軟な対応

 

政府の対応が早いのは何よりですが、大変なのは企業や一般市民ですよね。

 

ロックダウンとなると必要最低限の労働者以外は外で働くことが許されません。

となると多くの人々がリモートワーク(家など会社以外で働くこと)をすることになります。

 

当然企業は大慌て。

 

と、思いきや。

 

意外にすんなり皆対応してました。

 

もはや、諦めに近いものもあったのかもしれませんね。

カフェやレストランはもはや閉めるしかないし。

リモートワーク可能な人はもはや選択肢もないですしね。

 

ここで凄いことがもう一つ

 

インターネットが無制限になった!

 

私の家で契約しているインターネット会社だけかもしれませんが、おそらく他のインターネット会社でも同じ対応だと思います。

 

皆がリモートワークやらオンライン講義だのを始めるので、当然家で使うデータ量も多くなります。そこでインターネット会社が契約内容に限らず皆無制限で使えるようにしてくれたんです。

 

凄くないですか?

 

たぶん日本だともとから無制限の所が多いと思いますが、こちらは結構データ量に制限がある契約している家も多く、我が家もデータ無制限ではありませんでした。

 

だから、ものすごく助かりました!

 

市民の協力

 

ニュージーランドはコロナ発症者数が102人の時点で、ロックダウンを決定しました。

 

これを聞いた時の人々の反応はどうだったと思いますか??

 

テレビや周りの話を聞く限り、意外に皆すんなり受け止めてる

 

だって、もう決まったことだからどうこう言ったって仕方がないし、正直、世界の状況を見ているからコロナが広まってほしくないっていう気持ちの方が強いんだと思う。

 

こちらの人は良い意味でも悪い意味でも、仕事は仕事。

 

結構割り切ってる。

 

仕事はあくまで生活の一部でそれよりも自分の生活を楽しむことが一番って考えの人が多い。

 

だから皆仕事はなくなって困るけど、命を守る方がもっと大事ってすぐ割り切れたのかなと思う。

 

とは言え、この状況を日本と単純に比べることは出来ないですよね。

 

ちなみに

ニュージーランド基本情報

面積:27万534平方キロメートル(日本の約4分の3)

人口:約495万人(2019年3月)(日本の約26分の1)

GDP:2,015億米ドル(日本の約24分の1)

(参考)外務省 ニュージーランド基礎データ:https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/nz/data.html

ニュージーランドって面積は日本より少し小さいくらいですけど人口とGDPはかなり小さい国ですよね。

 

人口だけで言うと東京の半分くらいしかいないんです。

 

だから当然日本よりはニュージーランドの方が物事も簡単に進むっていう面はありますよね。

 

それを考慮したとしても、やっぱりニュージーランドの人の一緒に乗り越えよう感が良いなと思います。

 

ロックダウンが始まってから気づいたことが一つあります。

 

必要最低限の散歩等の外出は許可されているのですが、外で近所の人にすれ違う時、前より皆お互いに挨拶するようになりました。

 

なんかこれも素敵ですよね。

 

本来ニュージーランドの人ってフレンドリーなんだけどやっぱりオークランドも都会化してきてて道ですれ違っても挨拶もないことも多かったです。

 

でもここにきて皆、逆に少し気持ちに余裕が出てきたのか、それとも団結力が高まったのか、皆本来のニュージーランドらしいくなっているなと感じます。

 

もちろん、ルールを守らないで外に出歩いたり、スーパーで店員に暴言を吐いてしまう人もいます。

 

残念ながらそういう人はどこでもいるんですよね。

 

でも大多数の人がスーパーの人数制限に従い、道でも他人との間に2mの距離を保ったり、ルールに従っています。

 

皆でやらないと意味ないですもんね。

 

まとめ

ニュージーランドのコロナ対応で良かったところ

政府の対応が迅速

企業の対応が柔軟

市民の協力

早く事態が収まりますように。。